チキンラーメンで。チキン野郎なの。すごく少食なのだが(一日一食がデフォルト)、 なぜか二日続けて食べ物話題。 マイ丼、マイドンを手に入れてからというもの、チキンラーメンにはまっている。 まさに蜜月状態。 チキンラーメンというからには鶏を使ってるんだろうけど、鶏にしたら五羽分は食べたに違いない。 慰霊塔とか建てようかな。 でまあ最近のチキンラーメンには「卵ポケット」と呼ばれるくぼみが付いていて、そこに卵を綺麗に載せることが出来、スムーズに卵+チキンラーメンという破壊兵器を生産できるようになっている。 以前よりあった、「あー、もう、卵落ちちゃったよ!」とか、「できあがってから卵載せたけど、白身が固まる前に麺全部たべちゃったよ!」みたいな悩みとはもうおさらば。 全人類的な問題がひとつ片づいた。 とくに、 「できあがってから卵載せたけど、白身が固まる前に麺全部たべちゃったよ!」ッていう時、 なんか白身が固まってない卵に、変にムキになって、 固まるまでオレンジのスープの中に浮かぶどろどろの卵とかみてると、 ほんと、自分何してんだろう、とかおもう。 これがくぼみをつけるという単純な「卵ポケット」で解消されるわけ。 で今年の初めくらいかな?に、仲間由紀恵と国分太一がこの「卵ポケット」の説明してたの。 仲間由紀恵が、「20年かかりました」って。 「卵ポケット」に。 「20年かかりました」って。 「20年かかりました」って。 まあ、かかりすぎ。 ていうか、 かかってないでしょ?ホントは。 嘘付くなよ、嘘を。 だって最初からチキンラーメンの開発者が 「うん、このラーメンはやっぱ卵載せて食べるものだな。チキンだけに親子丼感覚で楽しんでもらおう。あ、でも卵うまくのらねえよなー。ま、これからおいおい考えていくとするか・・。」 とか思ってたはず無い。 多分、 なんか最近、日清の社員の間でさ、 なんかもう失敗して、 「課長、すいません・・。最近不良品で中央のくぼんだチキンラーメンがよく生産されてしまいまして・・。」 「なんたること!いくつくらいだ?!」 「はぁ、ざっと一万個程かと・・・」 「なんと・・・!仕方ない、そんな中央のくぼんだチキンラーメンは売りに出せない。捨てるのももったいないから課のみんなで食べよう。」 「すいません、課長。僕は、僕は・・・」 「気にするな、ヨシムラ君。失敗は誰でもあるさ。な?ささ、チキンラーメンができたぞ。みんなでたべよう。(みんなに)おーい!チキンラーメン、たくさんあるから食べるぞー!」 「課長・・・」 てな感じ。でも、一万個もあるから、来る日も来る日もチキンラーメン。 だんだん飽きてくる。 で、ヨシムラ君、卵載せて食べた、そしたらなんかくぼみに卵がのって丁度良い感じ。 「かかかか、課長!卵が!卵が!」みたいな。 で、上の会議でも認められて不良品だった「卵ポケット」付チキンラーメンが標準商品に。 ヨシムラ君、大出世。 一気に昇進。部長へ。 でも、あの時優しい言葉をかけてくれた課長はまだ課長のまんま。 課長あれー?みたいな。 ヨシムラ君もなんか気まずくて、課長と疎遠になったりして。 そんなチキンラーメン、召し上がれ。 あ、白身まだじゃん。 ぐだぐだ。 (2005.8.22) homeへ。 |